水道水は危険!?おすすめできない理由と安全に水を飲む方法

水道水は危険!?おすすめできない理由と安全に水を飲む方法

水道水をそのまま飲むことができる日本。

たしかに、一見キレイで飲んでも問題のない水道水ですが、じつは蛇口から出ているその水、危険かもしれません。

ここでは、日本の水道水の危険性について、深堀しながら紹介していきます。

具体的には以下の疑問について、わかりやすく答えていきます。

  • 水道水は危険なの?それとも安全なの?
  • なんで水道水が危険といわれているの?
  • 赤ちゃんのミルクに使用してもいいの?
  • より安全に水を飲む方法は?

ぜひ自身に合った方法をみつけてみてください。

水道水は危険?それとも安全?

水道水は危険?それとも安全?

水道水について、危険だから飲まないほうがいいという声を聞いたことがある人も多いと思いますが、実際のところ水道水は本当に危険なのか調査しました。

結論からいうと、日本の水道水は一生涯飲み続けても問題ないほど安全です。

日本の水道水は水道法に基づく水質検査により、51項目もの水質基準項目をクリアしていなければならないことが定められています。

さらに、各項目における基準値は「生涯飲み続けても身体に影響のない量」を基準として定めています。

なので、天然水など市販されている水を飲んだり、浄水器を使用して水を飲んだりせず、そのまま一生涯水道水だけを飲み続けても問題はありません。

世界的に見ても日本の水道水は安全ではあるが

世界的に見ても、日本の浄水技術はトップクラスであり、日本の技術を取り入れている国もあるほど、日本は水道水に関してかなりの先進国だといえるでしょう。

しかし、水道水を飲むことはあまりおすすめできません。

なぜならば、日本の水道水はたしかに安全ですが、それは浄水してすぐの水が安全なだけであり、蛇口から出てくる水道水が安全だとは言い切れないからです。

では、水道水をおすすめできない理由をご紹介します。

水道水はそれでも危険?おすすめできない理由

水道水はそれでも危険?おすすめできない理由

水道水をおすすめできない理由はいくつかありますが、大きくわけて3つほどご紹介します。

危険な理由1.給水管に問題があると危険!

浄水処理された水は排水管を通り、止水栓、水道メーター、家庭へと流れていきます。

排水管から家庭の蛇口までのあいだには給水管が通っているのですが、じつはこの給水管が安全な水道水を危険な水に変えてしまっている原因になっていることがあるのです。

未だに残る鉛製の給水管の危険性

日本の給水管は1980年代の後半まで、鉛でできたものを使用していきました。

じつは水道水が給水管を通るとき、鉛が水道水に溶け出してしまい、水が汚染されているという事実があるのです。

鉛が溶け出した水を飲むと、鉛中毒になるリスクが有るため、現在では鉛製の給水管は積極的に取り替えられています。

なお、現在はダクタイル鋳鉄管という腐食に強い素材を使った給水管がもっとも多く使われているそうです。

しかし、取り替えが進んでいるとは言え、現在でも鉛製の給水管は多くの場所で使われ続けています。

問題は鉛製だけではない

また、鉛製の給水管以外でも問題がある給水管があります。それが、法定耐用年数の40年を超過してしまっている水道管です。

40年以上使われている給水管は、給水管内部が錆で覆われてしまい、中には給水管の50%が錆に覆われていて、水が通る道が狭くなっている給水管もあります。

浄水施設でキレイで安全な水が作られていたとしても、このような錆に覆われている給水管を通って蛇口に届いた水は、安全だとは言い難いです。

たとえ錆びていなくても、キレイに洗ったとしても、錆びた金属のコップに入れた水は飲めませんよね?

また、錆だけでなくアルミニウムも問題となります。近年では「アルツハイマー」などの原因としても、示唆され注目を集めているためです。

水道水に含まれる成分については、以下の記事が参考になります。

日本の水道水の成分!沸騰したら飲める?安全性は?日本の水道水の成分!沸騰したら飲める?安全性は?

これらのことについて、国としても早急に対応を進めているようですが、日本中に張り巡られている水道管を、ひとつひとつ改善していくのにはかなり膨大な費用と時間がかかるため、なかなか進んでいない地域があることを理解したほうがよいでしょう。

危険な理由2.貯水槽の管理がずさんな場合がある

マンションやビルでは、浄水施設から送られてきた水を超水槽に貯めてから、各フロア、各家庭に給水するという形をとっています。

貯水槽の点検自体は、貯水槽清掃作業監督者という資格を持った人が点検しなくてはならないため、きちんと定期的に点検している場合は問題ありません。

貯水槽の点検はオーナー次第

しかし、点検は資格取得者がやるにしても、貯水槽の管理自体は、その建物の管理者、すなわちオーナーがやらなければならないのです。

なので、点検するかしないか、するとしたらどのくらいのペースでするのかというのは、オーナー次第であり、貯水槽の管理がきちんとされていない場合は、汚れた水を飲むことになってしまうのです。

オーナーがいつ貯水槽を点検したか、管理はきちんとしているのかなどの情報は、共有されることが少ないため、実際のところいつ点検したのか、ビルの利用者やマンションの入居者は知らないまま過ごしているケースが多いです。

管理状況がわからなければ問い合わせも

管理状況がわからなければ、直接管理会社へ問い合わせれば、

  • きちんといつ点検したか
  • いつ清掃したか

について答えてもらえるとは思います。

しかし、水は汚れやすいのできちんと管理されていても、浄水されたばかりのキレイな水そのものが蛇口から出てくるという保障はできません

危険な理由3.発がん性物質や放射性物質が検出されている

日本の水道水は安全ではあるものの、発がん性物質や放射性物質が検出されていることは事実です。

もちろん、身体に影響のないごく微量であるため、水道水を飲んでも問題はないようですが、ごく微量であっても有害物質であることには変わりありません。

代表的な発がん性物質は、やはりトリハロメタンでしょう。

■ トリハロメタンとは

トリハロメタンとは、殺菌の際に使われる塩素によって発生しています。

トリハロメタンの量自体は、現在は問題のない量ですが、一時期な濃度が高いことで問題になっていた過去があります。

一方発がん性物質については、セシウムやヨウ素などが挙げられますが、時期や地域によって含有量は多少左右されることがあります、

POINT

東京都では平成23年3月中旬以降、放射性セシウムはまったく検出されていません。

放射性ヨウ素については、福島第一原発自己当初は検出されたものの、平成23年4月中旬以降は検出されていません。

なお、放射性物質はほとんどが浄水処理の際に除去されるため、家庭に届く水道水に問題はありませんが、今後何が起こるかわからないため、油断はできません。

赤ちゃんのミルクにも水道水は危険?

水道水は煮沸すれば塩素は飛ばすことができます。しかし、からだに良い影響を及ぼさない「鉛」や「アルミニウム」については、煮沸で取り除くことはできません

日本の水道水は安全ではありますが、こういった成分は気になる親御さんは多いものです。

赤ちゃんは生後間もない時期は、とくに免疫機能が万全ではなく、からだへの負担も考えてあげなくてはなりません。

赤ちゃんに与えるミルクは、成長のために飲ませるものですから、

水にも当然気を遣いたい!

と考えるのは自然でしょう。

そういった場合は、以下の記事を参考にするか、次項で紹介する方法を試すようにしてください。

赤ちゃんのミルクにおすすめのウォーターサーバーの選び方と調乳方法赤ちゃんのミルクにおすすめのウォーターサーバーの選び方と調乳方法
注意

また赤ちゃんへ与える水は、硬水ではなく、必ず軟水を選ぶようにしましょう。

ミネラルの摂りすぎは、赤ちゃんのからだに負担がかかり、下痢を引き起こす要因となります。

水をより安全に飲む方法

水をより安全に飲む方法

水道水は安全だと言われている一方で、じつは家庭に届くまでのあいだに水が汚れてしまっている可能性が高いため、水道水をそのまま飲むことはおすすめできません。

では、水を安全に飲む方法はあるのか、安全で美味しい水を飲む手段をご紹介します。

安全に飲む方法1:天然水を購入する

天然水は水道水よりも検査項目は少ないものの、各メーカーごとに厳しい基準を設けているため、実質水道水よりも厳しい検査が行われていると言えるでしょう。

しっかり殺菌処理されてはいるものの、以前の美味しさをそのままに、余計な処理を加えていない水も多く、なによりも安いです!

水道水と比べたら高価ではありますが、飲水として毎日購入しても、家計を苦しめることはないでしょう。

お財布にも優しく美味しくて安全な水を飲む、もっとも手っ取り早い方法である一方、買い物がたいへんというデメリットもあります…。

安全に飲む方法2:浄水器を使用する

浄水器を使用することで、残留塩素や錆、カビなどを除去することが可能です。

しかし、実際のところ、浄水器だけでは処理しきれない場合もあり、浄水器を使っているのにカルキ臭いという声もあります。

浄水器は手ごろなものだと2,000円程度でも手に入りますが、高いものでは数万円と値段と性能でも幅があるものです。

ろ過するフィルターの種類によっても、取り除ける物質が変わってきたりもしますので、実際に購入する際は何が除去できるものなのかについても、しっかりと比較する必要があるでしょう。

これらのことについては、以下の記事でわかりやすくまとまっていますので、一度目を通すことをおすすめします。

浄水器の仕組みと上手に使う4つのヒント!どうやってキレイにしてる?浄水器の仕組みと上手に使う4つのヒント!どうやってキレイにしてる?

また購入したとしても、定期的な掃除とカートリッジ交換は忘れずに行うようにしましょう。

安全に飲む方法3:ウォーターサーバーを使用する

ウォーターサーバーでは天然水やRO水が使用されています。

■ RO水とは

RO水とは、ROフィルターという髪の1/1000ほどの細さの超微細なフィルターでろ過された水のことです。

不純物はもちろん、ミネラルなどもすべて除去され、ほぼ純水に近い状態にすることができます。

天然水を使ったRO水もありますが、多くは水道水を原水としています。

しかし、ROフィルターを通れば、天然水であろうと水道水であろうと、ほぼ純水になってしまうため、どちらを使っても大差はありません

また、ウォーターサーバーで使用されている天然水も、独自の工場によって無菌状態のオールロボットで製造されていることが多く、とても衛生的です。

こまめな水質検査によって、徹底的に管理されているため、安全性の高い水だといえるでしょう。

さらに、ウォーターサーバーは、わざわざ水を冷やしたり温めたりしなくても、冷水や温水を瞬時に楽しむことができるので、おいしい水が飲めるだけでなくとても便利です。

それに、わざわざ重い水を買い物してくる必要もありません。

ラクに安全でおいしい水が飲みたいのならば、ウォーターサーバーを検討してみてもいいかもしれません。

衛生面で優秀なウォーターサーバー比較!雑菌対策で優秀なのはどれ?衛生面で優秀なウォーターサーバー比較!雑菌対策で優秀なのはどれ?

安全性の高い水でも注意は必要

安全性の高い水でも注意は必要

ここで紹介してきた、

  • 天然水を購入する
  • 浄水器を使用する
  • ウォーターサーバーを使用する

という3種類の方法は、水道水の課題をクリアにしていますが、反面で気を付けるべきこともあります。

殺菌効果がないことに注意

それはどれも水道水のように塩素を含んでいないため、殺菌効果がないにあります。

より具体的にいうと、水道水と比べ3種類の水は、雑菌繁殖がしやすい状態にあり日持ちがしないということです。

安全な水は早めに飲むのが鉄則

とくに浄水器に通した水や、市販の天然水に関しては、冷蔵庫保存で2日以内には飲み切るように心がけましょう。

ウォーターサーバーに関しては、サーバーの機能によって衛生面が保たれているものもありますので、

  • セットされている水に関しては2週間程度
  • 未開封のものについては半年程度
  • サーバーから注水した水は極力早めに

など状態によって、水の日持ち期間は様々です。

またウォーターサーバーでは、各社のボトル形状や構造も異なるため、それによっても保存期間が変わります。

新たに契約をする際は、そういった消費期限などについても目を向けるといいかもしれません。

問題が解決するまでは水道水を飲むのは控えるべき!

水道水に関する問題はたくさんあります。給水管の問題も、いつになったら改善されるのか見当もつかない状態です。

もちろん、安全な水を飲める地域もありますが、いつまでも改善が進まない地域もあります。

ほかにも水道水にはさまざまな問題がありますし、飲み水として水を飲むのであれば、水道水を飲むのは控えるべきではないでしょうか。

現在は、水道水以外の手段でも水を飲むことはできますし、安全な水をのむのであれば、水道水以外の手段で飲むことをおすすめします。

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