ウォーターサーバーには、タンクやボトルに入った水を使うタイプと、水道水から水を引くタイプの2種類があります。
どちらにもメリットやデメリットがありますが、最近注目を集めているのは水道水から水を引くタイプ。
まだまだタンクやボトルのウォーターサーバーに比べると少数派ですが、近年水道水タイプも増えているんです。
水道水から水を引くタイプにはどんな魅力やメリットが、またどんな種類があるのでしょうか?
そこで今回は、おすすめの水道水直結型ウォーターサーバーの以下の疑問を解消していきます。
- 具体的にどんなもの?
- どういった人がお得に利用できるの?
- 選び方はある?
- おすすめを比較しながら確認したい
- 注意点はないの?
水道水直結型ウォーターサーバーの導入をご検討されている方は、ぜひ一読くださいね!
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もくじ
水道直結型ウォーターサーバーって?どんな人におすすめ?
まず水道直結型ウォーターサーバーの基本知識について、サッとおさらいしておきましょう。
という方は、読み飛ばしていただいて構いません。
では進めていきます。
水道直結型ウォーターサーバーとは具体的にどんなもの?
水道直結型ウォーターサーバーとは、かんたんに言うと、「浄水器」と「ウォーターサーバー」を足して割ったようなウォーターサーバーのことをいいます。
双方の良いとこ取りをしていることから、「次世代型ウォーターサーバー」とも呼ばれていますね!
より具体的にいうと、以下のような特徴があります。
- 水道水を活用する
- 定額でキレイな水が使いたい放題
- 宅配いらずでゴミも出ない
- 冷温水がいつでも利用できる
- 工事が必要
コレだけ見ても、今までのウォーターサーバーとは違うことがわかりますよね!
また、これらの詳細については、次項のメリットとデメリットを紹介する際に触れていきますので、今は概要を掴んでおくようにしてください。
次は、どんな方に水道直結型ウォーターサーバーがおすすめできるのかについて紹介していきます。
自身にとって、本当に必要かどうかを見極めるのにお役立てくださいね!
どんな人におすすめできる?
水道直結型ウォーターサーバーは定額制であるため、コスパ面で特に優秀になってくるのですが、場合によっては割高となってしまう人もいます。
そのため、以下に該当しない方は、あまり水道直結型ウォーターサーバーの恩恵を受けらないかもしれません。
一度自身の状況と照らし合わせていきましょう!
- 毎日ウォーターサーバーを利用する
- 利用人数が複数人である
- 料理などにも活用したい
- キレイな水であれば天然水でなくても問題ない
- 配達が面倒くさい
- 備蓄水としての利用は考えていない
水道直結型ウォーターサーバーは定額制であるがゆえ、あまりウォーターサーバー自体を利用しない家庭では、少々割高となってしまいます。
また、あくまでも水道水を高度浄水していくため、天然水のように採水地による味わいを楽しむこともできないのです。
ただし、上記のリストに該当している方ならば、水道直結型ウォーターサーバーの恩恵を存分に受け取ることができます。
そうした方は、ぜひこのまま読み進めていってくださいね!
そうでない方は、浄水器の利用か宅配型ウォーターサーバーの利用をおすすめします。
ここでは、水道直結型のウォーターサーバーを紹介していますが、
- 「やっぱり天然水がいい!」
- 「水はそこまで利用しないな」
という方は、以下の記事を参考に、再度自身に合うウォーターサーバーを見つけてみましょう。目的別にサッと探せるので、ぜひご活用ください。

浄水器は以下の記事となります。

水道直結型ウォーターサーバーのメリット・デメリット
まずは水道直結型ウォーターサーバーのメリットとデメリットをご紹介します。
水道直結型ウォーターサーバーのメリット
水道直結型ウォーターサーバーのメリットを2つご紹介します。
これらに大きな魅力を感じる方には、水道直結型ウォーターサーバーがおすすめです。
1:水代を気にせず好きなだけ飲める
水道水直結型ウォーターサーバーのメリットは、水代を気にしなくていいこと。
提供しているほとんどのウォーターサーバーが定額制で利用できるようになっています。
つまりレンタル代金のみで、水代をウォーターサーバー会社に支払う必要はないということです。
水代といっても、水道代となるので、特に気にする必要もないでしょう。
飲み水代で毎月数千円がかかると思うと、結構大きな出費ですよね。
水道水直結型ウォーターサーバーを利用すれば、水道代は当然かかりますが、ボトル型のウォーターサーバーよりもはるかに経済的です。
毎日使う水だからこそ、コストを下げることには大きな価値があります。
2:注文する手間がかからない
ボトル型ウォーターサーバーの場合は、毎月水を注文したり、ノルマ数を注文しなければいけなかったりとストックに気を配らなければいけません。
一方水道直結型ウォーターサーバーの場合は、水道水をろ過しているため、そもそも水を注文する必要はありません。
そのため先に少し触れていますが、注文忘れで水を切らしてしまうこともなく、いつでも好きな時に好きなだけキレイな水を飲むことができるのです。
3:ボトルの受取やストックの保管の手間がかからない
ボトル型のウォーターサーバーで手間なのは、ボトルの受取や使用前のボトルの保管など、ボトルの管理となります。
宅配ボックスからボトルを運ぶのは重労働ですし、災害時の備蓄水になるとはいえストックしすぎると邪魔にもなるでしょう。
水道水直結型ウォーターサーバーは、特に給水をしなくても、いつでもほしい量の水を飲めます。
ストックの場所も取らないので、狭い家でも安心して利用できるのも嬉しい点ですね!
4:賃貸物件でも設置ができる
水道直結型ウォーターサーバーでは、水道管から水を引いてくるため、その工事が必要となります。
こうなると、「賃貸物件でも問題ないの?」と不安になる方もいますが、大体の賃貸物件で設置が可能となります。
水道管の工事といっても、そんなに大げさなものではありません。
復旧可能なかんたんな工事となるため、賃貸物件であっても、基本的には利用が可能なんです。
所要時間も数十分で完了してしまうので、そう負担に感じることもないでしょう。
水道直結型ウォーターサーバーのデメリット
続いては、水道直結型ウォーターサーバーのデメリットを3つご紹介します。
1:設置場所を選ぶ
水道水直結型ウォーターサーバーは「水道水直結型」というだけあり、水道とウォーターサーバーを繋ぐ必要があります。
そのため、水道水直結型ウォーターサーバーは、基本的に水道管から離れたところに設置することはできません。
水道管が通っていない部屋にウォーターサーバーを置けるかどうかは、業者により異なります。
水道管から離れた場所に設置できる場合は、目立たない状態で細めのパイプを張り巡らせることで設置可能となります。
各ウォーターサーバー会社に事前に相談してみましょう。
設定場所にこだわってウォーターサーバーを選ぶと、デザインや温度設定など、希望する条件に合うウォーターサーバーを選べない可能性も稀にあります。
2:設置・取外の工事に立ち会う必要がある
ボトル型のウォーターサーバーなら、工事が必要なパターン以外に、業者から送られてきたものを自分で組み立てるパターンもあります。
しかし、水道水直結型ウォーターサーバーは工事が必須です。
そのため、工事に立ち会うためのスケジュール調整をしなくてはいけません。
土日は工事以来が殺到するので希望の日程が取りづらく、平日は仕事の予定次第なので、ギリギリまで時間を確保できるかわからないなんてこともあるでしょう。
スケジュール調整が面倒なのはもちろん、業者の人を家に入れるのに抵抗がある方も、中にはいるのではないでしょうか。
スケジュールの確約が難しい人や、業者であっても知らない人を家に入れるのに抵抗がある人は、水道水直結型ウォーターサーバーは避けた方が無難です。
3:水の質は水道水に依存する
水道直結型ウォーターサーバーのデメリットとして大きいのは、機器によっては水質は水道水次第ということです。
水道水がおいしい自治体なら問題ありませんが、水道管などが汚れており味があまり良くない自治体の場合は、期待ほどはおいしくならない可能性もあります。
もちろんこの点は、どのくらいの浄水能力をサーバーが持っているのかによっても変わってくるでしょう。
あまり浄水能力が優れていない場合では、ある程度の不純物が「ろ過」できても、味を大きく変えるわけではないので要注意です。
反対に浄水能力が優れているものでは、徹底して不純物を「ろ過」してくれるため、ピュアウォーターに近い水になります。
4:水をたくさん使わなくても定額の料金がかかる
水道直結型ウォーターサーバーは、水を好きなだけ飲めるので水をたくさん使う方にとっては大きなメリットにはなりますが、あまり水を使わない月があったとしても同じ料金がかかります。
そのため、出張や旅行などに行く際はもったいないと感じてしまうこともあるかもしれません。
ただし、水道直結型ウォーターサーバーの中でも「楽水」や「ダイオーズ」のようにリーズナブルな価格のものもあるので、出張などが多い方はこれらを選ぶといいでしょう。
水道直結型ウォーターサーバーとその他ウォーターサーバーの違いを比較
ここまでで、水道直結型ウォーターサーバーの特徴について、ある程度は掴めたかと思います。
ここでは、これまで紹介してきた水道直結型ウォーターサーバーの特徴を踏まえながら、水道直結型以外のウォーターサーバーと、具体的に何が違うのかについて表を使ってまとめておきます。
では早速、みていきましょう。
「宅配型」と水道直結型を比較
まずは、水を注文し配達してもらうタイプの「宅配型」と「水道直結型」の特徴の違いについてみていきましょう。
宅配型 | 水道直結型 | |
メリット | 工事不要
置き場所が自由 天然水も飲める 採水地ごとに飲み比べができる 備蓄水をストックできる |
定額で飲み放題
好きな時に補充なくすぐ飲める 重たい水ボトルの交換がない 水ボトルの処理もなく楽 |
デメリット | 水ボトルの受け取りが面倒
水ボトルの交換が重く負担 水ボトルの処理が面倒 消費が多ければ比例して金額が上がる
|
工事が必要
置き場所を選ぶ 使用量が少ないと割高 天然水は飲めない 備蓄水のストックはできない |
「補充型」と水道直結型を比較
次に、水道水を利用し自身で補充するタイプの「補充型」と「水道直結型」の特徴の違いについてもみていきましょう。
補充型 | 水道直結型 | |
メリット | 定額で飲み放題
工事不要 置き場所が自由 水ボトルの処理もなく楽 |
定額で飲み放題
好きな時に補充なくすぐ飲める 重たい水ボトルの交換がない 水ボトルの処理もなく楽 |
デメリット | 水の補充を自分でする必要がある
使用量が少ないと割高 天然水は飲めない サーバーが水道から遠いと補充が面倒 備蓄水のストックはできない |
工事が必要
置き場所を選ぶ 使用量が少ないと割高 天然水は飲めない 備蓄水のストックはできない |
水道直結型ウォーターサーバーの選び方
続いて、水道直結型ウォーターサーバーの選び方を3つご紹介します。
どれも重要なポイントなので、選び方の優先順位を決めておくことで、スペックが似た水道直結型ウォーターサーバーで悩む必要はありません。
1:お手入れ方法
毎日飲む水なので、当然ウォーターサーバーには衛生面のスペックを求めます。
お手入れの頻度やお手軽さは、必ずチェックしましょう。
お手入れの頻度が高いことと清潔さはイコールですが、お手入れ頻度の低さと不潔さは必ずしもイコールでないことは重要です。
なぜなら、サーバー内で自動的にお手入れしてくれるものもあるためです。
忙しい方は頻繁にお手入れしなくても、サーバーが自動で衛生的な状態を作ってくれるものを選ぶのも、一つの方法です。
どこまで分解できるかなど要確認
お手入れの簡単さにおいては、パーツの分解レベルをチェックしましょう。
大きなパーツを分解するだけなのか、細かいパーツも分解する必要があるのか、購入後のお手入れに大きな差が出ます。
また、
- 水洗いするだけでいいのか
- 食器用洗剤を使えるのか
- はたまた専用の洗剤が必要なのか
など、洗剤などについてもお見逃しなく!
2:フィルターの種類
水道直結型ウォーターサーバーの味は、フィルターの種類によって変わってきます。
ではどんな種類のフィルターがあるのでしょうか。
フィルター選びはサーバーの水の質が決まる重要なポイント
水道直結型ウォーターサーバーのフィルターには、
- ただ「ろ過」するだけのフィルター
- ミネラルを補充できるフィルター
- ものによっては水道水を水素水にするフィルター
と、製品によってもさまざまな種類があります。
水道水は選べないからこそ、フィルター選びが日々の飲み水の質を決めるポイントになるのです。
3:機能面の充実
水道直結型ウォーターサーバーは、機能が充実しているかどうかも重要なポイントです。
ここでの機能には、温度調節などの水に直接関係あるスペックはもちろん、サーバーの大きさや電気代などのスペックも含まれます。
温度調節やチャイルドロックなど細かいところも確認
特に注視したいのは、温度調節やチャイルドロック。
温度調節は細かく調節できるものがベストです。
しかし、細かく調節できるものは少ないので、常温水を飲めるウォーターサーバーを選ぶことで用途がぐっと広がります。
小さな子供や高齢者がいる家庭の場合、何かのはずみで熱湯が出ることがないよう、チャイルドロック機能は優先的にチェックしたほうがいいでしょう。
水道直結のおすすめウォーターサーバーの比較表
ここからは、いよいよ本題の水道直結型ウォーターサーバーの比較をしていきます。
厳選した人気の6社の基本情報を徹底比較して、以下の表にまとめておきます。
それぞれの詳しい特徴については、ランキング形式により次項で紹介します。ここでは値段などを考慮し候補を絞っておくといいでしょう。
※ウォーターサーバー名をクリックすると、詳細項目へとジャンプできます。
楽水 | ダイオーズ | ウォータースタンド | クールクー | オーシャン | ウォーターロジック | KiralaWater | |
レンタル代/月 | 3,400円~ | 2,980円~ | 3,980円~ | 4,200円~ | 3,980円 | 4,980円 | 3,980円~ |
温度設定 | 冷水、温水、
常温水(種類による) |
冷水、温水、
常温水 |
冷水、温水、
常温水(種類による) |
冷水、温水 | 冷水、温水 | 冷水、温水、高温水、常温水 | 冷水、温水 |
設置費 | 5,000円~ | 10,000円 | 無料 | 初回費用に含まれる | 無料 | 無料 | 月額料金に含む |
フィルター | RO | RO | ナノトラップ、RO | RO、RO水素水 | RO | 活性炭 | マイクロカーボンフィルター、ナノファクトプラスフィルター |
メンテナンス | セルフ | セルフ | 訪問 | 訪問 | 訪問 | セルフ | セルフ |
解約金 | 3年に満たない場合:残りの契約月×レンタル料40% | ・1年に満たない場合 レンタル料3カ月分
・1年~2年に満たない場合:レンタル料2か月分 ・2年~3年に満たない場合 レンタル料1カ月分 |
1年に満たない場合: 10,000円 | なし | 要問合せ | 要問合せ | 3年に満たない場合:15,000円 |
水道直結型のウォーターサーバー比較ランキング
比較表をもとにある程度の候補は決まったでしょうか。
ここでは、それぞれの特徴やサービスを考慮して、ランキング形式に紹介していきます。
ぜひ、自身に合う水道直結型ウォーターサーバーを見つけるのに、お役立てください。
【第1位】楽水ウォーターサーバー
第2位は、楽水ウォーターサーバー。
大容量プランもあるので、オフィス用にもおすすめです。
長期利用でお得な買取プランも
楽水のメリットは、長期利用を見据えた買取プランがあること。
17万円からと決して安くありませんが、6年以上使うのであれば買い切りプランで購入したほうがトータルコストを抑えることができます。
1年間のメーカー保証もつくので、万が一のときも安心です。
【第2位】KiralaWater「フレッシュサーバー」
第1位はKiralaWaterの「フレッシュサーバー」。
KiralaWaterフレッシュサーバーの特徴は、最先端のろ過システムを採用している点です。
このろ過システムを使用することによって、細菌やバクテリアなどの菌やウイルスを99.99%除去することができるので、安心して水を飲むことができます。
またKiralaWaterフレッシュサーバーで飲むことのできる水は、必要なミネラル分は残してくれるので口当たりもよく、まろやかな味わいを楽しむことができます。
徹底した衛生管理でより安全に
ヌゥーボというサーバーに限りますが、自動で水の抽出口を殺菌してくれる機能が付いています。
水を注ぐ場所なので、常に殺菌されていることでより安心して水を飲むことができる点はうれしいメリットのひとつといえるでしょう。
【第3位】ウォータースタンド
第3位はウォータースタンド。
通常の料金プランとともに長得(ちょうとく)プランがあり、長期利用を考えている方には長得プランがおすすめです。
■ 長得プランとは
長得プランとは、「長得・登録料」 10,000円を払えば、毎月のレンタル費が480円安くなるプランのことです。
支払額は21カ月目で通常プランとほぼ同額になり、22カ月目からは長得プランの方がトータルコストは低くなります。
目安として2年以上の導入を検討されている方であれば、長得プランを検討してみてはいかがでしょうか。
ウォーターサーバーは驚きのウォータースタンド10種類!
さらに、ウォータースタンドの水道水直結型ウォーターサーバーは全10種類。
大きさや温度設定、フィルターなど、さまざまな部分に違いがあるので、目的に合ったものを選んでください。
一部のウォーターサーバーでは長得プランを適用できないので、長得プランを考えている方はそこもよく確認しましょう。
【第4位】オーシャン
第4位はオーシャンです。
オーシャンは、株式会社アスターが提供しているサービスになります。
また株式会社アスターは、フィットネスクラブであるカーブスも運営。
そんな企業から提供されているオーシャンの水は、ROろ過された純水になります。
サーバーは床置き用と卓上用があるので、好みに合わせて選ぶこともできます。
メンテナンスも丁寧で安心
オーシャンも、年に1度専門スタッフが訪問し、丁寧なメンテナンスを実施しくれます。
フィルター交換はもちろん、自身ではなかなか手の届きにくいサーバーの内部やタンクにいたるまで、しっかりと清掃。
その際は、消毒殺菌も行ってくれるので、赤ちゃんのいるご家庭でも安心して使い続けることができるでしょう。
【第5位】ダイオーズ
第5位は、ダイオーズのウォーターサーバー「ピュレスト」。
すっきりしていてスタイリッシュな見た目が特徴で、どんな部屋に置いても浮きません。
水栓にアダプターをつけるだけなので、設置作業も簡単です。
逆浸透膜フィルター(ROフィルター)で水道水を「ろ過」するので、ボトル型のウォーターサーバーさながらの舌触りを味わえます。
卓上タイプもあるから置き場所に困らない
ダイオーズのウォーターサーバーの嬉しいポイントは、床置きタイプの他に卓上タイプがあることです。
床置きタイプはスペースがないと置きづらかったり、コンセントに足を引っかけてしまう懸念があったり、何かと不便です。
卓上タイプなら、スペースを取らないので、カウンターの上など高さがある場所にも設置可能となるでしょう。
そのため、子供が背伸びをして使おうとしたり、大人が腰をかがめて使おうとしたりすることはありません。
安心さや利便性の面でも優れた水道直結型ウォーターサーバーとなります。
【第6位】クールクー
第6位はクールクー。
クールクーが人気を呼ぶ理由は2つとなります。
水道が近くなくてもいい
一つは水道管からパイプを引く拡張工事によって、水道が近くにない場所にもウォーターサーバーを設置できること。
天井を這わせたりパイプを隠す資材を使ったりすることで見た目もきれいに仕上がり、子供やペットがパイプなどに足を引っかける心配はありません。
拡張工事をしても、基本的に追加料金は発生しないので、金銭面でも安心です。
水道直結型では珍しい!水素水が飲めるウォーターサーバー
クールクーの人気の理由二つ目は、水道水直結型では珍しく水素水を飲めること。
水素水対応のプランは、月額9,000円と高額ですが人気のプランです。
既成のウォーターサーバーに、水素水フィルターを取り付けるので、新鮮な水素が入った水素水を堪能できます。
【第7位】Water Logicの「Cube Style」
第7位はWater Logicの「Cube Style」です。Water Logicの「Cube Style」は、バクテリアの除去率が99.9999%と、世界最高クラスの衛生面を誇っています。
またこのことについて、世界で初めて2つの基準を同時に、認証された実績を持っているのです。
月額金額こそ、少々高めではありますが、選べる4種類の水や衛生面を重視するのなら、候補として挙げておくべきウォーターサーバとなりそうです。
UVハイブリットシステムで逆汚染を防ぐ
Water Logicの「Cube Style」では、除去された水をUV浄化しバクテリア除去を行います。
またそれは、注水する時点でもUVによる除菌が動作しているので、注水口から逆汚染してしまう心配もありません。
このUV浄化技術は、「UV-C」といって、菌の核でもあるDNAを破壊する力があります。
それゆえ、菌は繁殖することができなくなり、その増殖を防ぐことができるわけです。
これらについては、公式HPでわかりやすく紹介されているので、気になる方は一読してみるといいでしょう。
法人オフィスや業務用としても水道直結型ウォーターサーバーはおすすめ
ウォーターサーバーは、社員が利用できるように設置すると喜ばれますし、お客さんへのお茶出しにもとても便利です。
とはいえ、消費量が気にかかることから、費用が定額制である水道直結型のウォーターサーバーの利用を考える方も少なくありません。
そこでここでは、オフィス人数ごとに水道直結型を選ぶとどれだけお得になるのか、また業務用としての選び方についても紹介していきます。
それでは早速見ていきましょう。
ひと月当たりで消費する水の量
まず、ひと月当たりの消費する水の量を紹介していきます。
1日にオフィスで過ごす時間は、一般的に約8時間程度。
その間には、水分補給はもちろんですが、お昼のスープやカップラーメンなどに利用する方もいると思います。
そうすると、1人当たりの1日の水の消費量は約1L程度にもなるのです。
ここで、会社の人数ごとの消費量を見ていきましょう。
ちなみに以下は、一般的な月の出勤日数である「22日利用した場合」を想定しています。
- 10人の場合・・・220L
- 20人の場合・・・440L
- 30人の場合・・・660L
- 40人の場合・・・880L
- 50人の場合・・・1,100L
水の相場は、宅配ウォーターサーバーで良心的な価格のものでも、12Lで1000円程度。
ザックリ計算で、240Lの利用で2万円かかる計算となります。
オフィス10人で、毎月2万円の消費はかなりのものですよね?
この人数が増えると、少々恐ろしくも感じます。
ですが、水道直結型であれば、いくら水を利用しても毎月数千円程度。
このように、水道直結型の場合は毎月定額のため、費用をグッと抑えることができるのです。
利用料は経費にもなる
ウォーターサーバーの利用にかかった費用は、もちろん経費として計上できます。
たとえば水道直結型ウォーターサーバーを、オフィスなどで社員に提供しているのであれば、福利厚生費として計上することができるのです。
また、美容室やエステサロンでお客さんに提供する場合は、販売費として計上することができます。
このように経費とできるために、社員やお客さんに喜ばれるだけでなく、節税としても一役買ってくれるでしょう。
業務用として水道直結型ウォーターサーバーを選ぶときに注目する点
業務用として、水道直結型ウォーターサーバーを選ぶときには、個人向けと少し違った視点が大切となります。
まず1つ目点は、タンクが大容量の物を選ぶということです。
これまで紹介したものだと、「ウォータースタンド」や「クールクー」、「オーシャン」がいいでしょう。
2つ目の点は、定期メンテナンスがあるものを選ぶということです。
先ほど紹介したウォーターサーバーなら、定期的に訪問メンテナンスを実施してくれるので、衛生面でも安心できるでしょう。
各社のメンテナンスの実施は、以下のようなスパンでおこなわれます。
実際に対面でのメンテナンスなので、メンテナンスの質への安心感も高いのではないでしょうか。
自動メンテナンス機能でも確かに安心できますが、それだけでは不安という方は、こうしたサービスがあるウォーターサーバーを利用すると良いかもしれません。
水道直結型ウォーターサーバーを利用する際の注意点
ここでは、水道直結型に限らず、ウォーターサーバー全体にいえる注意点を紹介しておきます。
主に注意すべき内容は、3つです。では早速見ていきましょう。
1:対応エリアかどうか
ウォーターサーバーで全体的にいえることですが、レンタルする場合、対応しているエリアが限られている場合があります。
そのため候補が絞れた段階で、自身がその対応するエリア内に住んでいるのかを確認するようにしましょう。
2:解約金はないか
水道直結型に限らず、レンタルをするタイプのウォーターサーバーでは、契約期間に規定がある場合が多く、その期間を過ぎる前に解約した場合では、解約金が発生することがあります。
この解約金は、1万円前後であることが多く、サーバーの撤去手数料などの名目でもかかることもあります。
また解約金の額は、プランによっても異なることがあるでしょう。そのため、これについても事前に確認しておくことをおすすめします。
3:水の長期保存はきかない
基本的に「ろ過」した水については、水道水に含まれる殺菌作用のある残留塩素も取り除かれているため、長期保存がききません。
ろ過した水については、早いうちに使い切るようにしましょう。
目安としては2~3日以内となります。
工事がイヤなら!水道水を注ぐ浄水型ウォーターサーバーもおすすめ
さてここまで紹介してきた「水道直結型ウォーターサーバー」は、水道管と直結させなくてはいけないため、どうしても工事が必要でした。
ただ、この工事が「それはちょっと困る」という方も、中にはいたかもしれません。
そこでここでは、水道水を活用し定額制ながらも、工事のいらないウォーターサーバーを3社ほど紹介しておきます。
これなら、今すぐにでも利用できるので、ハードルもグッと下がるでしょう。
では早速、順に紹介していきます。
【第1位】ハミングウォーター
最後に紹介するのは、ハミングウォーターです。
浄水型ウォーターサーバーの中でも床置き型(卓上型もあります)となっており、本格的なウォーターサーバーとして楽しむことができます。
またハミングウォーターの一番のポイントは、その料金の安さ。
なんと月額2,900円のみで、毎日の美味しい水や温水が楽しめてしまうのです。
安いだけじゃない!搭載機能にも注目
月額2,900円ときくと、その性能面が心配になる方もいるかもしれませんが、性能が劣ることは一切なく、搭載機能も優秀です。
なんとこのサーバーには、以下の機能が搭載されており、十分な利便性を誇ります。
- 再加熱機能
- チャイルドロック機能
- UV除菌機能
- エコモード機能
とくにエコモードを利用すると、その電気代は「月475円~」とかなり格安に。
浄水型ウォーターサーバーでどれにすべき悩んでいるのなら、最有力候補となるのではないでしょうか。
【第2位】シャインウォーター
第5位はシャインウォーター。
ただしこのウォーターサーバーは、水道直結型ウォーターサーバーではなく、水道水を自身でサーバーのタンクに汲み入れる給水タイプとなります。
これが人気の理由は、設置費などの初期費用が一切かからないことと、6段階の温度調節です。
冷水は「5℃・8℃・10℃」、温水は「80℃・85℃・90℃」と細かい設定ができます。
お茶やコーヒーは5℃の違いもかなり大きいと言われているので、好きな方にとっては大きなメリットです。
シャインウォーターは、自身でサーバーのタンクに水道水を注ぎ入れる給水タイプです。
またサーバータンクに入れる水は、必ず水道水を利用するようにしてください。
独自のトリプルクリーンシステムで赤ちゃんにも安心
シャインウォーターでは、独自のトリプルクリーンシステムを採用しています。
まず、水道水のニオイの原因となっていた塩素をガス化させることで取り除き、タンク内の空気と水道水をきれいに保ちます。
続いて、冷水タンクのUV除菌ランプで水道水に紫外線を照射。
目に見えない菌を取り除くことで浄水された水をさらにきれいで美味しくします。
最後は高熱線で熱処理を行い、紫外線では対処できなかった菌を加熱殺菌。
このトリプルクリーンシステムはシャインウォーター独自のもので、これによって水道水を赤ちゃんでも美味しく飲める水にします。
【第3位】Water Logicの「Edge J-3.0」
まずはじめに紹介するのは、「水道直結型ウォーターサーバー」でも紹介したWater Logicが提供している「Edge J-3.0」となります。
ただこの製品に限っては、買切り型となり、77,000円が必要となります。
とはいえ、長く愛用していくのなら、こういった買切り型の方がお得にはなってくるので、何を重視するのかによっても好みは変わってくるでしょう。
さて本題の「Edge J-3.0」についてですが、こちらは3Lタンクとなっており、なんと安心の日本製となっています。
Water Logicの「Cube Style」と同様で、バクテリアの除去率は99.9999%を達成。
UV除去技術を搭載し、水を注ぎこむその一瞬まで、除菌はされ続けます。
つまりこちらも、世界最高クラスの除去率を誇る製品となっているのです。
これは衛生面を重視する方にとって、かなり安心できるモデルではないでしょうか?
持ち運べる設計で電源があればどこでも使える
また「Edge J-3.0」は、電源があればどこでも持ち運べてしまうほど、コンパクト設計となっています。
つまり水を注いだら、夜はそのまま寝室へ、朝はリビングへなど、気軽に設置場所を変えることができるのです。
これなら小規模オフィスでも、会議室や応接室など、利用シーンも広がるため利便性もあがりますね。
ただし、この製品は温水の利用ができません。
あくまでも浄水されたキレイな水が飲める製品となりますので、温水を利用したい方は注意が必要です。
浄水型ウォーターサーバーの比較表
これまで紹介してきた浄水型ウォーターサーバーについても、その基本情報を比較表としてまとめておきます。
ぜひご活用くださいね!
Water Logic
(Edge J-3.0) |
シャインウォーター | ハミングウォーター | |
レンタル代/月 | レンタルなし
購入:77,000円 |
3,000円 | 2,900円 |
温度設定 | 常温水 | 冷水、温水
(各3段階) |
冷水、温水、
常温水 |
設置費 | 無料 | 無料 | 無料 |
フィルター | 活性炭 | 活性炭 | 限外ろ過中空糸膜、高密度圧縮活性炭 |
メンテナンス | セルフ | セルフ | セルフ |
水道直結型ウォーターサーバーでお得に美味しい水を飲もう
今回は、おすすめの水道水直結型ウォーターサーバーをご紹介しました。
まだボトル型に比べると、水道水直結型は種類が少ないです。
しかし、バリエーションは豊富で、性能についても申し分がありません。
もしどれにすべきか迷ったのなら、ここでも紹介した最近人気急上昇中の「KiralaWaterフレッシュサーバー」「楽水ウォーターサーバー」、「ウォータースタンド」がおすすめとなります。
メーカーによってはお試し期間もあるので、工事などの手間はかかりますが、毎日の飲料水なので徹底的にこだわって決めましょう。
また水道直結型ウォーターサーバーはどうしても簡単な工事が発生してしまいます。
それがどうしてもいやという方は、水道水を注いで入れる浄水型ウォーターサーバーがおすすめです。
浄水型ウォーターサーバーで特に使い勝手やコスパがいいのは「ハミングウォーター」となりますので、一度チェックしてみてください。
[…] 次に紹介するのは、次世代ウォーターサーバーと呼ばれている水道直結型ウォーターサーバーとなります。 […]