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精製水の種類と特徴!用途別の選び方とは?

精製水の種類と特徴!用途別の選び方とは?

コンタクトレンズの洗浄に広く使われている「精製水」。最近では美容にイイと話題で、スキンケアに活用している方も増えてきています。

しかし、実際にドラッグストアで販売されている精製水のラベルを見ると、「コンタクト用」の文字があります。

ほかにも「医療用」「工業用」など表記に違いがあることがわかります。

実は精製水にはいろいろな種類があり、用途によって正しく選ぶことが必要なのです。

そこで今回は、精製水の種類を詳しく解説していきます。

また精製水の使い道や、その使い道に合わせた選び方についてもご紹介するので、ぜひ最後までチェックして、精製水を賢く使ってみてください。

精製水ってどんな水?

精製水ってどんな水?

まずは精製水がどんな水なのか、基本的な知識を深めていきましょう。

精製水とは

精製水とは、シンプルに表現すると「水道水を精製してつくった純度の高い水」です。

精製には、ろ過や煮沸などさまざまな方法があります。

場合によっては紫外線などで殺菌・滅菌をすることで、水道水に含まれている不純物が除去され、無色透明・無味無臭の純粋な水である精製水がつくられる仕組みです。

残留塩素も取り除かれているため、安全な水として注目されています。

もちろんそのまま飲むこともできますが、ミネラルも一切含まれていないことから、決して「美味しい水」とはいえません

飲用がメインというよりは、その安全性の高さを活かしたほかの用途で使われることが多いようです。

Tips

「美味しい水」というのは、実はそれなりの条件があったりします。

どういった条件があるのかについては、以下の記事で紹介されていますので、気になる方はサッとのぞいてみてください。

本当におすすめのミネラルウォーター比較!選び方や美味しい水の条件とは?本当におすすめのミネラルウォーター比較!選び方や美味しい水の条件とは?

精製水を使う際の注意点

精製水に塩素が含まれていないことは、一見メリットしかないように思えます。

しかし実は、塩素がない分、雑菌が繁殖しやすいというデメリットがあるのです。

もちろん精製水は不純物を除去した水なので、菌はいないはずです。

しかし時間が経つと空中の雑菌が入り込んでしまい、殺菌効果のある塩素がない分、どんどん増えてしまいます。

また、防腐剤も入っていないため、そのまま放置しておくと、液体自体が腐ってしまうことも気をつけるべきポイントです。

それを防ぐために、精製水は早めに使い切ることがポイントです。

Tips

アイロンや加湿器などに使う場合は神経質にならなくてOKですが、飲用やコンタクトレンズ洗浄などに使う場合は、開封した日(使い始めの日)を把握しつつ早く使い切るようにしましょう。

精製水の種類

精製水の種類

精製水は、その精製方法の違いによって以下の3つの種類に分類されます。

  1. 蒸留水
  2. イオン交換水
  3. RO水

それぞれがどのような方法で精製され、どのような特徴があるのか、以下で詳しく見ていきましょう。

1:蒸留水

水道水を沸騰させ、発生した水蒸気を冷却して再び液体にしたものが「蒸留水」です。

不純物やミネラルを含まない純粋な水で、化学実験や薬剤の調合にも多く使われています。

2:イオン交換水

イオン交換樹脂と呼ばれる「ろ過材」に水道水を通して、精製された水が「イオン交換水」です。

水道水には、ナトリウムやマグネシウムなどの陽イオン、塩素などの陰イオンが含まれています。

それらのイオン不純物を樹脂に吸着させ、樹脂内のイオンと交換することからこの名前がつけられました。

とくに硬水にはナトリウムやマグネシウムが多く含まれており、赤ちゃんや高齢者がそのまま飲むと下痢などの症状を引き起こす場合があります。

この方法では、そうした硬水に含まれるミネラルを吸着し、除去してくれるのです。

そのため、このイオン交換樹脂を用いた家庭用純水器が広く普及しています。

3:RO水

スーパーなどで「RO水」という名前を見かけたことはありませんか?

専用のボトルを購入すると無料で水を利用できるサービスが行われていて、どんな水なのか気になっている方も多いでしょう。

ROというのは「Reverse Osmosis(逆浸透現象)」の略語で、逆浸透膜を用いて「ろ過」された水を「RO水」と呼びます。

浸透膜が何層にも重なったろ過材で、0.0001ミクロンの超微細孔のフィルターに水を通して精製される仕組みです。

その精度は非常に高く、ほかの方法では除去できない不純物もしっかり除去することができます。

精製水と純水・超純水の違い

精製水と純水・超純水の違い

精製水は純度の高い水ことですが、同じく不純物やイオン成分を除去した水のことを「純水」「超純水」と呼びます。

つまり、精製水と純水はほぼ同じ定義です。

純水と超純水の違いは、水の純度の高さです。

不純物を角砂糖にたとえると、純水の場合は50mプールに角砂糖が1つ溶けている状態ですが、超純水の場合は東京ドームに角砂糖1つと表すことができます。

どちらもキレイな水ではあるものの、超純水の方がはるかに純度が高いのです。

医療用精製水と工業用精製水の違いについて

精製方法によってさまざまな種類に分けられる精製水ですが、使われる用途によっても「医療用」「工業用」と2つの種類に分類されます。

医療用精製水の特徴

厚生労働省が定める「日本薬局方」の基準を満たしているものが「医療用精製水」です。

一口に医療用といっても、以下の4つに分類されており、それぞれ規定があります。

  1. 常水
  2. 精製水
  3. 滅菌精製水
  4. 注射用水

不純物やイオン濃度などの規定はあるものの、微生物の数については、とくに規定がありません。

工業用精製水の特徴

製造企業の定める基準によってつくられているものが「工業用精製水」です。

主に機器の洗浄などに利用されることが多く、医療用には適していません。

どちらも純度が高い水なので、もちろん直接飲むことも可能です。

しかし「医療用」に関しては厳しい規定があるため、工業用の精製水を医療用に用いることができないことはしっかり覚えておきましょう。

他にもある!精製水の使い道

他にもある!精製水の使い道

精製水は、水の純度が高く安全であることから、医療現場で多く使われています。

また、汚れ成分を抽出しやすい作用を持っているため、器具や部品の洗浄など工業用としても使われることが多いです。

家庭における用途としては、コンタクトレンズの洗浄をはじめ、手作り石けんや化粧水などの材料に使うことができます。

塩素が含まれていないメリットを利用し、加湿器やアイロンなどに利用すると機器に刺激を与えることなく長く使えて便利です。

そして最近では、スキンケアへの活用に注目が集まっています。

精製水をどうやって活用するの?

と驚かれる方が多いかもしれませんが、実は精製水は美容にとても役立ちます。

スキンケアに精製水

私たちは普段水道水で顔を洗いますが、その水道水には残留塩素が含まれています。

塩素は肌の保湿成分を奪うだけでなく、刺激を与えて肌トラブルを引き起こすなど悪影響を及ぼす存在です。

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塩素の含まれていない精製水で洗顔すれば、保湿成分を奪ったり肌トラブルを引き起こしたりする危険性は一切ありません。

ただし洗顔はたくさんの水を必要とするので、高価な医療用精製水をじゃぶじゃぶ使うのは気が引けてしまいますよね。

そこでおすすめしたいのが、プレ化粧水(ふきとり化粧水)として精製水を使うことです。

水道水で洗顔後、精製水をコットンにしめらせたものを優しく肌につけます。

すると肌表面に付着している塩素成分が中和され、健やかな肌へと導くことができるのです。

また、精製水には「成分の抽出作用」もあることから、その後につける化粧水の浸透率をアップさせるといううれしい効果も。

  1. 洗顔
  2. 精製水
  3. 化粧水

の順にケアすることによって、肌トラブルのない健康的な美肌を目指すことができます。

髪の毛のケアに精製水

通常の水道水では、塩素が含まれているため、肌への刺激と同じように髪にもダメージが少なからずあるものです。

精製水であれば、不純物が極力取り除かれているため、髪に優しいだけでなく、頭皮に残ってしまった塩素も緩和してくれるでしょう。

この特徴を活かして、頭皮マッサージに活用してもいいですし、洗髪後のタイルドライした髪に活用することでパサつきを抑えることもできます。

また、精製水は髪への馴染みも良いため、寝ぐせ直しにも最適です。

髪質を気にしている方にとって、精製水は心強い味方となってくれるでしょう。

革製品の拭き取りに精製水

革製品をキレイに保ちたいときにも、精製水は活躍してくれます。

革製品は非常にデリケートで、水道水を利用してしまうと、塩素の影響でダメージを与えてしまうものです。

そのため革製品というと、基本的に自宅でクリーニングするのがむずかしい印象もあるでしょう。

しかし、精製水と洗剤を利用することでカンタンにケアできてしまうのです。

クリーニングに使う洗剤の作り方は、次のとおりです。

  • 精製水 500ml
  • 洗濯洗剤 5ml

※この2つをよく混ぜ合わせるだけです。

上のやり方で作った洗剤にたいして、清潔なタオルを浸してください。

その後、洗剤がよく染みたタオルをしっかりと絞り、軽くたたくようにして汚れを落としていきましょう。

注意

ただし、これはあくまでも家庭レベルでのクリーニング方法です。

革製品といえば、それなりに思い入れがあることもあるでしょうから、大切なものであれば専門の業者に任せた方がいいでしょう。

バッテリーの補充液に精製水

精製水は、車のバッテリーの補充液にも活用できます。

バッテリー液は、減った状態のままにしておくと、最終的には充電がきかなくなり、元に戻せなくなります

そのため、時々にでもバッテリー液については、その残量を確認しておく必要があるでしょう。

もし減っているのであれば、バッテリー補充液として、精製水を利用します。

このとき間違っても水道水は利用しないようにしてください。性能が劣化する原因となります。

注意

また基本的にバッテリー液とは、精製水だけでなく希硫酸も含まれています。

そのため、精製水のみを足してしまうと、希硫酸の濃度が下がってしまいます。

こういった濃度が心配であれば、濃度バランスの取れた「バッテリー液」を購入し補充するようにしましょう。

用途別!精製水を選ぶポイント

用途別!精製水を選ぶポイント

精製水は不純物のない安全な水なので、その特徴を活かしてさまざまな使い方ができます。

ただし精製水にはいろいろな種類がある分、用途に適した種類を選ぶことが大切です。

具体的にどの精製水を選んだらいいのか、用途別にご紹介していきましょう。

スキンケアやヘアケアとして使う場合は?

スキンケアに使うなら、医療用の精製水を選びましょう。

肌に直接触れるため、医療用として販売されている安全性の高いタイプが適しています。

UV殺菌や高温殺菌をしている商品を選べば、なおさら安心です。

注意したいのが、たとえば市販の精製水を使う場合、一度開封した精製水は冷蔵庫で保管することです。

塩素が入っていない分劣化がとても早いため、遅くても1週間以内を目安に使い切るようにしましょう。

もしも早めに使い切ることが難しそうな場合は、大容量のタイプではなく小ぶりのものを選ぶことがポイントです。

コンタクトレンズの洗浄に使う場合は?

精製水といえばコンタクトレンズ、と連想されるほど、コンタクトレンズ用として広く使われています。

この場合も、必ず「医療用精製水」を選ぶようにしましょう。

なかには「コンタクトレンズ用」と表記されているタイプもあり、そちらを選べば間違いありません。

コンタクトレンズは直接目に入れるものですから、万が一不純物が含まれてしまっていると目に悪影響を与える可能性があります。

そういったトラブルを防ぐためにも表記はきちんと確認し、信頼できる精製水を選ぶことが大切です。

そして、スキンケアに使う場合と同様、市販の精製水を購入する際には小容量タイプを選びましょう。

注意

コスパの高い大容量タイプは長持ちするので選んでしまいがちですが、いったん開封すると空気中の雑菌が入り込みやすく、同じものを長く使い続けるのはかえって危険です。

加湿器やアイロンなど人体以外に使う場合は?

加湿器やアイロン用の水として精製水を使うのであれば、工業用でもOKです。

というのも、アイロンに関しては直接身体に入るものではないため、品質に神経質になる必要はありません。

また、加湿器に関しては、水を水蒸気にする段階で不純物が取り除かれるため、医療用のように極めて高純度な水を使う必要はないのです。

一般的に、工業用精製水の方が医療用に比べてリーズナブルとなっています。

また、工業用は大容量タイプが一般的で、使いやすい点が大きな魅力です。

特に加湿器に関しては一度にたくさん水を注入するため、大容量な工業用は使い勝手がよく重宝するでしょう。

精製水のおすすめ入手方法

精製水のおすすめ入手方法

このように多様に使える精製水ですが、どこで入手したらいいのでしょうか?

最もお手軽な方法は、ドラッグストアでの購入です。いろいろな種類の精製水が販売されているので、手に取ってラベル表記を確認し、用途に合ったものを選びましょう。

また、精製水はインターネット上でも購入することができます。

一度にたくさん購入する場合は、店頭だと持ち帰りが不便なので、ネットで購入して自宅に届けてもらう方が便利です。

品質もきちんと把握できるので、事前に確認した上で安心して入手できます。

もしも飲用やスキンケア、加湿器にと日常的に気兼ねなく精製水を使いたい場合は、自宅に「精製水器」の設置を検討してみてはいかがでしょうか。

自宅で精製水器を設置する場合

水道水を入れるだけで精製水がつくれる、お手軽な卓上タイプが人気です。

価格は1万円台~3万円程度が相場で、なかには1万円を切る商品もあります。

定期的にカートリッジを交換することで、長く愛用できるでしょう。

ちなみに精製水器があれば、ドラッグストアやネット通販などで購入する場合に比べると、およそ10分の1の値段で精製水をつくることができます。

容器などのゴミが出ることもないため、エコの面でもメリットを実感できるでしょう。

好きなときに大量に作れて使い放題なので、たとえば「精製水で洗顔」など太っ腹な使い方ができます。

初期費用は必要ですが、長い目で見たらメリットが大きいのでおすすめです。

ただしひとつ注意したいのが、家庭用の精製水器の場合、メーカーによって精製できる水の純度が異なることです。

特に飲用やスキンケア、コンタクトレンズの洗浄などデリケートな用途に使う場合は、必ず純度を確認した上で購入しましょう。

精製水の種類を知って賢く利用しよう

精製水の種類や特徴、さらには用途に合った精製水の選び方をメインにご紹介しました。

精製水はいろいろな用途に使える安全な水ですが、種類によっては適さない場合もあるため注意が必要です。

用途に合ったタイプを選ぶことで、安全に、そして十分な効果を得ることができます。

また、間違った使い方で利用してしまうと精製水のメリットが得られないばかりか、逆に安全でない水を使うことになってしまいます。

精製水の持つ効果を最大限に得るために、早めに使い切るなど基本的なルールを意識しながら活用することが大切です。

ぜひここでご紹介した知識をもとに精製水を選び、日々の暮らしに役立ててみてください。

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